
こんにちは!東京都の最新感染症発生状況について、2025年5月第20週(5月12日~5月18日)のデータをもとに、わかりやすく解説します。
お子さんを持つご家庭や医療関係者の方、感染症対策をしっかりしたい方はぜひ参考にしてください🦠✨
今週の東京都で目立った感染症の動向
小児科で多い疾患ランキング
今週、東京都で特に報告数が多かった主な小児科感染症は以下の通りです。
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A群溶血性レンサ球菌咽頭炎:1,165件
前週より増加傾向。定点あたり4.41と高い数値で推移しています。 -
感染性胃腸炎:1,983件
先週比468件増。定点あたり7.51と引き続き高水準です。 -
RSウイルス感染症:264件
季節外れながら一定の報告が続いています。 -
水痘(みずぼうそう):236件
定点あたり0.89で、注意報基準の1.0を下回っていますが一部エリアで多発。 -
伝染性紅斑(りんご病):234件
今週も増加傾向がみられました。
年齢別・地域別の流行状況
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0歳〜9歳の小児で感染症の報告が特に多く、咽頭炎や胃腸炎、手足口病など幅広い疾患がみられました。
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町田市や八王子市、練馬区、江東区、荒川区などで感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告が多い傾向です。
今週の注目ポイント
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感染性胃腸炎:全体的に増加傾向が続き、特に小さなお子さんが多いご家庭は手洗い・消毒の徹底が重要です。
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A群溶血性レンサ球菌咽頭炎:子どもの咽頭痛・発熱に注意し、症状がある場合は早めの受診を推奨します。
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水痘:全体の注意報基準は超えていませんが、局所的に注意が必要な地域もあります。
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RSウイルス:通年性の報告が続いているため、乳児の呼吸症状にも注意しましょう。
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伝染性紅斑(りんご病):手足や頬の発疹などの症状にご注意ください。
感染症予防のポイント
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手洗い・うがい・消毒の徹底
外から帰宅した際や食事の前後、トイレの後はしっかり手を洗いましょう。 -
体調不良時の早めの受診
発熱や発疹、咽頭痛、咳、下痢などの症状がある場合は、無理せず医療機関を受診してください。 -
予防接種の確認
水痘やインフルエンザ、百日咳など、定期接種のワクチンで予防できる疾患もあります。ワクチン歴を確認し、未接種の場合は医師に相談しましょう。
まとめ:東京都の感染症動向はこまめにチェック!
2025年5月第20週の東京都では、感染性胃腸炎や咽頭炎、RSウイルス感染症、水痘、伝染性紅斑などが引き続き多く報告されています。流行状況は地域や年齢によっても異なるため、身近な感染症情報を定期的に確認し、予防を心がけていきましょう🌟
最新情報は東京都感染症情報センターの公式サイトでも随時更新されていますので、合わせてチェックするのがおすすめです。
※この記事は【東京都感染症週報(2025年5月22日発行)】の情報を元に作成しています。
ご家庭や職場での感染症対策の参考になれば幸いです😊
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