夏になると気をつけたいのが「熱中症」☀️
どんな症状が出たら危険なの?
受診のタイミングや、早めの対策ができるように、2024年の最新ガイドラインをもとにやさしく解説します。
熱中症ってどんな症状?🌀
熱中症は、暑い場所で体に熱がたまりすぎて、体調が悪くなること。
最初は軽い症状でも、急に重くなることがあるので注意が必要です!
よくある熱中症のサイン
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めまい、立ちくらみ
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大量の汗、またはまったく汗が出ない
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筋肉がピクピクけいれんする、足がつる
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気分が悪くなる、吐き気や頭痛
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体がだるい、力が入らない
子どもや高齢者は「なんとなく元気がない」「顔色が悪い」など、普段と違う様子がサインになることも👀
熱中症の重症度をチェックしよう!🩺
2024年の新しいガイドラインでは、熱中症の重症度が4つに分けられています。
家族や身近な人の様子を見て、すぐ対応できるようにしましょう!
【1度(軽い)】
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めまい
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立ちくらみ
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筋肉のけいれん(足がつる など)
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たくさん汗をかく
→ クーラーのきいた部屋や日陰で休ませて、水分補給を!
体調が戻れば安心ですが、よくならない場合は医療機関へ。
【2度(中くらい)】
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頭痛
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吐き気や嘔吐
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体がだるい、力が入らない
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ぐったりしている
→ 早めに病院を受診しましょう!
特に子どもや高齢者は早めに受診が安心です。
【3度(重い)】
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呼びかけても反応が遅い・ぼーっとしている
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体が熱いままで冷えない
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体がけいれんする
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意識がもうろう、うまく話せない
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尿がほとんど出ない
→ すぐに救急車を呼びましょう!
命の危険があるため、迷わず119番です。
【4度(とても危険!)】⚠️
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体温が40℃以上
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意識がない、全く反応がない
→ 迷わず緊急対応!すぐ救急車を呼んでください!
まとめ🌻
熱中症は軽い症状のうちに気づいて対応することがとても大切です。
「いつもと違う」と感じたら、まずは涼しい場所で休ませ、水分や塩分も忘れずに。
少しでも不安があれば、早めに受診しましょう。家族みんなで声をかけ合って、この夏を元気に乗り切りましょう☀️✨
※この記事は「熱中症診療ガイドライン2024」を参考に作成しています。
安全で楽しい夏をお過ごしください!