【2025年第51週】東京都の感染症週報|インフルエンザはさらに減少、胃腸炎は増加が続く 「年末に向けて感染性胃腸炎が拡百日咳も高い水準で推移」|せいせきこどもクリニック|多摩市一宮の小児科・小児アレルギー科

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【2025年第51週】東京都の感染症週報|インフルエンザはさらに減少、胃腸炎は増加が続く 「年末に向けて感染性胃腸炎が拡百日咳も高い水準で推移」

【2025年第51週】東京都の感染症週報|インフルエンザはさらに減少、胃腸炎は増加が続く 「年末に向けて感染性胃腸炎が拡百日咳も高い水準で推移」|せいせきこどもクリニック|多摩市一宮の小児科・小児アレルギー科

はじめに

東京都感染症情報センターが公表した 2025年第51週(12月15日〜12月21日)感染症週報 によると、
インフルエンザの報告数は前週からさらに減少しました。
一方で、感染性胃腸炎は増加が続いており、年末に向けて注意が必要な状況となっています 。

冬休みを前に、人の移動や会食の機会が増える時期でもあり、家庭内や集団生活での感染対策が重要です。


主な感染症の動向

🔹 インフルエンザ

  • 報告数:6,739件(定点16.12)

  • 前週(定点17.80)から引き続き減少し、ピークアウトの傾向が明確になってきました。

  • 流行株は引き続き A型(AH3亜型) が中心。

  • 年齢別では 10〜14歳 が最も多く、学童期での流行が続いています。


🔹 感染性胃腸炎

  • 報告数:2,234件(定点8.46) と前週から大きく増加。

  • 乳幼児を中心に、保育園や家庭内での感染が目立ちます。

  • ノロウイルスやロタウイルス の検出もみられ、嘔吐を主症状とする例が増えています。


🔹 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)

  • 報告数:660件(定点2.50) と前週と同程度。

  • 学童期を中心に、喉の痛みや発熱で受診するケースが多くみられます。


🔹 RSウイルス感染症

  • 報告数:58件(定点0.22) と横ばい。

  • 流行のピークは過ぎていますが、乳児では引き続き注意が必要です。


🔹 百日咳

  • 報告数:112件(定点0.42) と前週より増加。

  • 10代を中心に幅広い年代で報告され、長引く咳 が特徴です。


年齢別の特徴

  • インフルエンザ:10〜14歳が最多

  • 感染性胃腸炎:1〜4歳が中心

  • RSウイルス感染症:0歳児に多い

  • 百日咳:10代を中心に全年齢で報告あり


症状別の受診目安

  • 38℃以上の発熱が続く、全身状態が悪い
     → インフルエンザなど呼吸器感染症を疑う

  • 嘔吐や下痢が頻回で水分がとれない
     → 感染性胃腸炎による脱水に注意

  • 強い喉の痛みと発熱、発疹を伴う
     → 溶連菌感染症の可能性

  • 2週間以上続く咳、夜間に悪化する咳
     → 百日咳を疑い受診を


感染が広がる理由(季節要因)

  • 冬の乾燥でウイルスが環境中に残りやすい

  • 暖房使用による換気不足

  • 忘年会や帰省などで人との接触機会が増加

  • 寒暖差による体調不良・免疫力低下

この時期は複数の感染症が同時に流行しやすくなります。


ご家庭でできる予防と対応

  • 手洗い・うがい、こまめな換気

  • 室内の加湿(40〜60%を目安)

  • 嘔吐物は手袋+次亜塩素酸で処理

  • 体調不良時は無理をせず早めに休養

  • 年末年始の外出前後は特に体調チェックを


まとめ

第51週の東京都では、

  • インフルエンザは減少傾向が継続

  • 感染性胃腸炎は明確な増加

  • 百日咳・溶連菌は高い水準で推移

年末年始は受診のタイミングが難しくなるため、
体調の変化を感じた場合は早めの医療機関相談をおすすめします。


出典

東京都感染症情報センター
「東京都感染症週報 第51週(2025年12月15日〜12月21日)」

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