
はじめに
東京都感染症週報によると、2026年第4週は冬の代表的な感染症が引き続き流行しています。特にインフルエンザは再び注意報レベルに達し、感染性胃腸炎も増加傾向となっています。寒さと乾燥の影響で体調を崩しやすい時期でもあり、家庭での予防対策が重要です。
主な感染症の流行状況
■ インフルエンザ
定点当たり報告数は 13.83 と再び注意報基準を超えました。冬季は学校や家庭内での感染が広がりやすく、特に発熱や全身症状がある場合は早めの対応が大切です。
■ 感染性胃腸炎
定点当たり 13.05と前週より増加しています。ノロウイルスなどが原因となることが多く、嘔吐や下痢による脱水に注意が必要です。
■ 小児科領域の感染症
RSウイルス感染症:定点0.27で低めですが乳児は注意
溶連菌咽頭炎:定点2.16で引き続き一定の発生
水痘や突発性発しんなどは散発的に報告されています
症状別の受診目安
発熱がある場合
38℃以上の高熱が続く
全身のだるさや関節痛が強い
→ インフルエンザなどの可能性があります。
嘔吐・下痢がある場合
水分がとれない
尿量が減る、ぐったりしている
→ 脱水のリスクがあり受診を検討しましょう。
咳や鼻症状が続く場合
咳が長引く
呼吸が苦しそう
→ 呼吸器感染症の可能性があります。
感染が広がる理由(季節要因)
冬は感染症が広がりやすい環境がそろいます。
・ 空気の乾燥によりウイルスが長く浮遊
・ 寒さによる免疫力低下
・ 室内で過ごす時間が増え接触機会が増加
これらの要因が重なり、呼吸器感染症や胃腸炎の流行につながります。
ご家庭でできる予防と対応
・ 手洗い・うがいの徹底
・室内の加湿(湿度40〜60%目安)
・ 十分な睡眠と栄養
・嘔吐物処理は塩素系消毒を使用
・ワクチン接種で重症化予防
日常的な感染対策が流行期には特に重要です。
まとめ
2026年第4週の東京都では
✅ インフルエンザが再び注意報レベル
✅ 感染性胃腸炎が増加
✅ 冬季の呼吸器感染症が継続
寒い時期は感染症が増えやすいため、早めの予防と体調管理を心がけましょう。発熱・咳・嘔吐などの症状が続く場合は、無理をせず医療機関へ相談することをおすすめします。
出典
東京都感染症情報センター
「東京都感染症週報 2026年第4週(1月19日〜1月25日)」



