【2025年第50週】東京都の感染症週報|インフルエンザは減少傾向、胃腸炎はさらに増加 「学童期のインフルエンザは落ち着く一方、感染性胃腸炎が冬本番の様相」|せいせきこどもクリニック|多摩市一宮の小児科・小児アレルギー科

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【2025年第50週】東京都の感染症週報|インフルエンザは減少傾向、胃腸炎はさらに増加 「学童期のインフルエンザは落ち着く一方、感染性胃腸炎が冬本番の様相」

【2025年第50週】東京都の感染症週報|インフルエンザは減少傾向、胃腸炎はさらに増加 「学童期のインフルエンザは落ち着く一方、感染性胃腸炎が冬本番の様相」|せいせきこどもクリニック|多摩市一宮の小児科・小児アレルギー科

はじめに

東京都感染症情報センターが公表した 2025年第50週(12月8日〜12月14日)感染症週報 では、
インフルエンザの報告数は前週から減少したものの、引き続き注意が必要な水準となっています。
一方で、感染性胃腸炎は明らかな増加傾向を示しており、冬季に特徴的な感染症の流行が目立つ週となりました 。


主な感染症の動向

🔹 インフルエンザ

  • 報告数:7,440件(定点17.80)

  • 前週(定点25.17)からは減少し、ピークアウトの兆しがみられます。

  • 流行株は引き続き A型(AH3亜型) が中心。

  • 年齢別では 10〜14歳 が最多で、学級閉鎖など学校関連の影響が依然みられます。


🔹 感染性胃腸炎

  • 報告数:1,928件(定点7.30) と前週から大きく増加。

  • 乳幼児を中心に、保育園・家庭内での感染が目立ちます。

  • ノロウイルス・ロタウイルス の検出もみられ、嘔吐を主症状とする例が増えています。


🔹 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)

  • 報告数:682件(定点2.58) と増加。

  • 主に学童期で多く、喉の痛みや発熱を契機に受診するケースが目立ちます。


🔹 RSウイルス感染症

  • 報告数:51件(定点0.19) と緩やかに減少。

  • 流行のピークは過ぎていますが、乳児では引き続き注意が必要です。


🔹 百日咳

  • 報告数:109件(定点0.41) と増加。

  • 年齢層は10代を中心に幅広く、長引く咳が特徴です。


年齢別の特徴

  • インフルエンザ:10〜14歳が最多

  • 感染性胃腸炎:1〜4歳が中心

  • RSウイルス感染症:0歳児に多い

  • 百日咳:10代を中心に全年齢で報告あり


症状別の受診目安

  • 38℃以上の発熱が続く、全身状態が悪い
     → インフルエンザなど呼吸器感染症を疑う

  • 嘔吐や下痢が頻回で水分がとれない
     → 感染性胃腸炎による脱水に注意

  • 強い喉の痛みと発熱、発疹を伴う
     → 溶連菌感染症の可能性

  • 2週間以上続く咳、夜間に悪化する咳
     → 百日咳を疑い受診を


感染が広がる理由(季節要因)

  • 空気の乾燥によりウイルスが生存しやすい

  • 暖房使用による換気不足

  • 行事や外出の増加による接触機会の増加

  • 寒暖差による体調不良・免疫力低下

冬場はこれらの条件が重なり、複数の感染症が同時に流行しやすくなります。


ご家庭でできる予防と対応

  • こまめな 手洗い・換気

  • 室内の 加湿(40〜60%)

  • 嘔吐物処理は 手袋+次亜塩素酸 を使用

  • 体調不良時は無理をせず早めに休養

  • インフルエンザワクチンで重症化予防


まとめ

第50週の東京都では、

  • インフルエンザは減少傾向にあるが、流行は継続

  • 感染性胃腸炎が明確に増加

  • 溶連菌・百日咳も増加傾向

年末に向けて人の移動が増える時期です。
体調の変化を感じた際は、早めの受診と家庭内での感染対策を心がけましょう。


出典

東京都感染症情報センター
「東京都感染症週報 第50週(2025年12月8日〜12月14日)」

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