
哺乳瓶の消毒は赤ちゃんの健康を守るファーストステップです。細菌は少量でも乳児に重篤な感染症を起こすことが知られています。正しい手順を押さえて、毎日の授乳をもっと安心・安全にしましょう 😉。
🔍 なぜ哺乳瓶の消毒が必要?
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粉ミルクや唾液が残った哺乳瓶は、細菌が増殖しやすい最高の“温床”になります。
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特に生後2か月未満・低出生体重児・免疫力が弱い赤ちゃんはハイリスク。滅菌済みボトルを使うか、毎回きちんと消毒することが推奨されます。
🧼 哺乳瓶 消毒の6ステップ
ステップ | ポイント | ミニ解説 |
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1 手洗い👐 | 石けん+清潔な水 | 消毒前に必ず30秒以上。 |
2 洗浄🚰 | 熱い石けん水でブラシ洗い | ビン用・乳首用ブラシで内外をゴシゴシ。残ったミルクはゼロに! |
3 すすぎ💧 | “安全な水”で十分に | 石けん成分をしっかり流す。 |
4 滅菌🔥 | ①市販の滅菌器②煮沸消毒 | 煮沸手順 ①大鍋に水を満たし器具を完全に沈める②フタをして沸騰後 5分以上③使用直前までフタを閉めて保管。 |
5 取り出し🔧 | トング or 滅菌済みピンセット | 手指を再度洗い、再汚染をブロック。 |
6 保管❄️ | 使う直前に取り出す | 組み立てておくと内側へのホコリ侵入を防げます。 |
💡 再汚染を防ぐコツ
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直前取り出し主義:消毒後はフタ付き容器で保管し、使う瞬間に出す。
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部品組み立て済み:乳首・リングをセットしておくと内部を清潔にキープ。
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トング活用:素手で触らないだけで清潔度がグッと上がります。
❓ よくあるQ&A
質問 | 回答 |
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いつまで哺乳瓶消毒は必要? | 生後6か月頃までは毎回がおすすめ。離乳食が進み抵抗力が付いてきたら「洗浄のみ」へ段階的にシフトでもOK。 |
電子レンジ消毒はアリ? | 電子レンジ用スチーム滅菌器は安全ですが、粉ミルクの調乳加熱には使わないこと。加熱ムラ=“ホットスポット”で火傷リスク。 |
ボトルウォーマーに入れっぱなしは? | 15分以上の再加温はNG。有害細菌が増える温度帯に長く留まります。 |
📝 まとめ
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キーワードは「洗浄→すすぎ→消毒→保管」!
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哺乳瓶 消毒を習慣化し、赤ちゃんの免疫力が整うまでしっかり守りましょう✨
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わからないことがあれば、お気軽に当クリニックまでご相談くださいね😊
参考資料: 厚生労働省・乳児用粉ミルク調製ガイドライン