地球温暖化と熱中症搬送🌏☀️|せいせきこどもクリニック|多摩市一宮の小児科・小児アレルギー科

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地球温暖化と熱中症搬送🌏☀️

地球温暖化と熱中症搬送🌏☀️|せいせきこどもクリニック|多摩市一宮の小児科・小児アレルギー科

最新統計から見る日本の現状と課題

毎年のように「今年は異常な暑さ」とニュースで話題になりますが、その背景には「地球温暖化」があります🌏☀️
暑い日が増えることで、熱中症になる人も年々増えているのをご存じですか?
今回は、日本の最新データをもとに、熱中症の現状と今後の課題をやさしく解説します。


熱中症で救急搬送される人はどれくらい?🚑

2023年、日本全国で91,467人もの人が熱中症で救急搬送されました。
実は、毎年1,000人以上が熱中症で亡くなっているというデータもあり、決して他人ごとではありません。

特に、暑さが厳しい7月〜8月に搬送数がぐっと増える傾向があります。
また、高齢者の方が最も多く、家の中で発症するケースが増えているのも特徴です。


地球温暖化でなにが変わった?🌡️

近年、夏の気温がどんどん上がり、「観測史上最高気温」が全国各地で記録されています。
これにより、熱中症のリスクも高まっています。

  • 気温が1℃上がると熱中症搬送者も大幅に増加

  • 「今まで平気だった場所や時間」でも油断は禁物!

  • 夜でも気温が下がりにくくなり、寝ている間の熱中症も増えています💦


日本の課題は?みんなでできる対策は?💡

【課題1】
高齢者の自宅発症が多い
→ エアコンの使用や水分補給を習慣にしましょう。家族で声かけも大事!

【課題2】
子どもの車内事故や外遊びでの発症
→ 短時間でも車内放置は絶対NG。外遊びはこまめな休憩&水分補給を忘れずに。

【課題3】
「自分は大丈夫」と思いがち
→ 誰にでも起きる危険なので、無理せず、天気予報や暑さ指数(WBGT)をチェックして行動しましょう。


これからの夏に向けてできること🌻

  • 無理せずエアコンや扇風機を使いましょう

  • 水分をこまめにとる(のどが渇く前に!)🥤

  • 外出や運動は、気温や湿度を確認してから

  • 高齢者や子どもは特に、周りが気を配ってあげましょう


まとめ

地球温暖化によって、日本の夏はますます厳しくなっています。
最新データからも、熱中症は「誰でも」「どこでも」起こりうる身近な問題です。
家族や地域で声をかけ合い、しっかり対策をして、安全に夏を乗り切りましょう😊☀️


※この記事は「熱中症診療ガイドライン2024」と最新の救急統計を参考に作成しています。
みなさんの安全で快適な夏を応援します!

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