
👶🍼 初めての育児では、粉ミルクに関する疑問がたくさんありますよね。WHOは生後6ヶ月間は母乳のみを推奨していますが、授乳状況によっては粉ミルクも必要です。粉ミルクは滅菌されておらず、適切な調乳・取扱いでリスクを減らすことがWHOガイドラインでも強調されています。この記事では「粉ミルクはいつまで?」「粉ミルク作り方」「粉ミルク作り置き」「粉ミルク日本」といったキーワードに沿って、初めてのママ・パパ向けに、安心安全な粉ミルクの使い方を解説します😊
粉ミルクはいつまで?
WHO/UNICEFによれば生後6ヶ月までは母乳のみを与え、その後2歳頃まで母乳を続けながら適切な離乳食を与えることが推奨されています。粉ミルクの場合も、離乳食開始後に徐々に量を減らし、1歳前後に卒業する家庭が多いです。日本では、9~12ヶ月頃からフォローアップミルク(たっちなど)を利用し、子どもの成長に合わせておよそ3歳ごろまで与えるケースもあります👍。子どもの発育に応じて徐々に切り替えましょう。
粉ミルクの作り方 🍼
粉ミルクは清潔な環境で正しく調乳することが大切です。WHO/FAOのガイドラインにも詳しい手順が示されています。以下の手順を守って、安全なミルクを作りましょう。
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🍼 哺乳器具・手洗い: 哺乳瓶やコップ、乳首などは洗浄・滅菌し、使用直前に取り出して準備します。また、手は石鹸と流水でしっかり洗い清潔にしておきましょう。
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🍼 水を沸騰: 安全な飲用水をたっぷり沸騰させます(電気ポットなら自動停止後、鍋ならしっかり沸騰させる)。電子レンジは絶対NGです。
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🍼 粉ミルクを加える: 沸騰後30分以内の70℃以上に冷ました湯を滅菌済みの哺乳瓶・コップに注ぎ、表示どおりの量の粉ミルクを正確に入れます。
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🍼 よく混ぜて冷ます: しっかり振って粉を溶かしたら、すぐに流水や氷水で冷却します。赤ちゃんに与える前に必ず湯温を手首などで確かめ、熱くないことを確認しましょう。
このように調乳すれば、WHOの勧告する方法で安全に粉ミルクを作ることができます😊。
粉ミルクの作り置き
粉ミルクは作った直後から細菌が増殖し始めるため、原則として 授乳のたびに調乳してすぐ使い切る のが安心です。どうしても作り置きが必要な場合は、次のポイントを守りましょう:
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⏲️ その場で調乳が基本: 基本は授乳の都度、新しく作りたてを使い切ることが最良です。
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❄️ 冷蔵保存: 調乳後にすぐ与えられない場合は、5℃以下に設定した冷蔵庫で保存し、24時間以内に使い切ります。
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⚠️ 残りミルクは廃棄: 一度赤ちゃんの口をつけたミルクは雑菌繁殖のリスクが高まります。哺乳後に残ったミルクは冷蔵保存せず、必ず廃棄しましょう。
これらのルールを守って、できるだけ作り置きを減らしましょう👍。
粉ミルク: 日本製 vs アメリカ製
粉ミルクは国によって製品・規制に違いがあります。例えば…
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🇯🇵 日本製: 国内で販売される生後0か月~用の粉ミルクは、すべて消費者庁の許可を受けた特別用途食品です。厳しい成分規格を満たし、品質・安全性管理が徹底されています。
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🇺🇸 アメリカ製: 米国にもSimilacやEnfamilなど多くの粉ミルクブランドがあります。これらはFDAの基準をクリアしていますが、日本国内での許可は受けていません。個人輸入品を使う際は、成分や使用方法をよく確認し自己責任で利用する必要があります。
国は違っても、どちらの粉ミルクでも安全な取り扱いが大前提です。
粉ミルクの扱いは赤ちゃんの健康に直結します。WHO/FAOや日本のガイドラインに沿って、煮沸・滅菌・湯温・保存のポイントを守れば安心です💖。わからないことがあれば、かかりつけの小児科医や保健師さんに遠慮なく相談しましょう!
参考文献: WHO/FAO 粉ミルクガイドラインmhlw.go.jpmhlw.go.jpmhlw.go.jpmhlw.go.jp、日本消費者庁・メグミルク資料meg-snow.commeg-snow.com、CDC粉ミルク取扱情報cdc.gov など。