自宅や現場でできる!熱中症の「Passive Cooling」と応急処置|せいせきこどもクリニック|多摩市一宮の小児科・小児アレルギー科

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自宅や現場でできる!熱中症の「Passive Cooling」と応急処置

自宅や現場でできる!熱中症の「Passive Cooling」と応急処置|せいせきこどもクリニック|多摩市一宮の小児科・小児アレルギー科

すぐ始められる簡単な熱中症対策

夏の暑さが本格的になってくると、熱中症が心配になりますよね☀️
もしも身近な人が熱中症かな?と思ったとき、すぐにできる「Passive Cooling(受動的冷却)」や応急処置についてご紹介します!


Passive Coolingってなに?❄️

Passive Cooling(パッシブクーリング)は、体を自然に冷やす方法のことです。
難しく考える必要はありません!
家庭や外出先でもすぐにできる、シンプルな熱中症対策です。


家でできるPassive Coolingのポイント🏠

1. 涼しい場所に移動しよう!
エアコンの効いた部屋や日陰など、できるだけ涼しい場所に避難しましょう。
扇風機やうちわも上手に使うと、さらに涼しく感じられます🌬️

2. 衣服をゆるめて熱を逃がす
ベルトやボタンをゆるめて、体の熱を外に逃がしましょう。
重ね着や厚手の服も、脱げるものは脱いでください👕

3. 水分をしっかりとる!
のどが渇いていなくても、こまめに水分をとるのが大切です。
汗をたくさんかいた場合は、スポーツドリンクや経口補水液もおすすめ🥤

4. 体に冷たいものをあてる
冷たいタオルや保冷剤を首・わき・足の付け根にあててみましょう。
ただし、冷やしすぎないように注意してください❄️


こんなときはすぐに病院へ!🚑

  • 呼びかけても反応が鈍い・おかしい

  • 体温が高くて体が熱い

  • けいれんや吐き気がある

  • 意識がもうろうとしている

こうした症状が見られたら、すぐに119番!
救急車を待つ間も、Passive Coolingで体を冷やし続けましょう。


日常生活でもできる予防法🌻

  • 部屋の温度は28℃以下を目安に

  • 外出時は帽子や日傘を使う

  • こまめな休憩と水分補給を忘れずに

  • お年寄りや小さな子どもは特に気をつけましょう


まとめ

「Passive Cooling」は、誰でもすぐに始められる熱中症の応急処置です。
熱中症かな?と思ったら、無理せず休む・涼しくする・水分をとる。この3つをしっかり守りましょう😊
夏を安全に、元気に乗り切りましょう!


※本記事は「熱中症診療ガイドライン2024」を参考に作成しています。
みなさんの毎日が安心で快適な夏になりますように!

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